逆オーバーラップグリップって何？初心者でもわかりやすく解説
ゴルフの初心者
逆オーバーラップグリップってどういう握り方ですか？
ゴルフの指導員
左手の人さし指を右手の小指の上に重ねる握り方だよ。パターを打つ時に良く使われるグリップだね。
ゴルフの初心者
オーソドックスな握り方ですか？
ゴルフの指導員
そうだね。パターを打つ上で、基本的な握り方だよ。
逆オーバーラップグリップ／逆オーバーラッピングとは。
「逆オーバーラップグリップ」とは、パターを握る一般的な方法で、左手の人差し指を右手小指の上に重ねます。
逆オーバーラップグリップとは
逆オーバーラップグリップとは、ゴルフクラブのグリップの握り方の一種です。右手（右利きゴルファーの場合）が左手よりシャフト上方に位置する握り方です。この握り方では、右手が左手をオーバーラップするように握ることから、この名が付けられています。右手と左手のグリップの重なり具合は人によって異なりますが、一般的には右手の親指の付け根が左手の生命線のあたりにくる程度です。
逆オーバーラップグリップのメリット
逆オーバーラップグリップのメリット
逆オーバーラップグリップは、いくつかの利点があります。まず、スイング中のコントロール感が向上します。手の位置がグリップの下側にあるため、クラブの動きをより正確に制御できます。次に、スイングスピードが向上します。グリップの形状により、手首をより自由に回転させることができ、クラブヘッドをより速く振り抜くことができます。最後に、スライスの防止に役立ちます。グリップが手の内側にあるため、クラブヘッドがアウトサイドインにスイングするのを防ぐことができます。
逆オーバーラップグリップのデメリット
逆オーバーラップグリップのデメリットとして挙げられるのが、フェースの向きが安定しにくいことです。通常のオーバーラップグリップと比較すると、右手と左手の親指が重ならないため、フェースの向きを正確に保つのが難しくなります。その結果、スライスやフックなどのミスが出やすくなります。また、ボールを上手くコンプレッションできないため、飛距離が出にくい傾向もあります。さらに、手首に負担がかかりやすく、腱鞘炎などのケガのリスクが高まる可能性があります。
逆オーバーラップグリップが向いている人
逆オーバーラップグリップが向いている人は、以下のような特徴を持つ方です。
* -スライスに悩んでいる人- 逆オーバーラップグリップは、フェースが閉じる動きを抑制し、スライスを抑える効果があります。
* -距離を出したい人- ボールが上がりやすくなるため、より大きな飛距離を出すことができます。
* -左手のグリップが弱い人- 逆オーバーラップにより、左手の人差し指が右手の親指を支えるため、グリップ力が強化されます。
* -ボールにスピンをかけたい人- フェースローテーションが大きくなるので、より多くのスピンをかけることができます。
* -フック系の球筋が好きな人- フェースがやや開き気味になるので、フックボールが打ちやすくなります。
初心者におすすめの握り方
初心者におすすめの握り方
初心者におすすめなのは、「リバースオーバーラッピンググリップ」と呼ばれる握り方です。オーバーラッピンググリップとは、利き手の下の指が利き手ではない側の上の指の上にかかる握り方ですが、リバースオーバーラッピンググリップではその逆になります。つまり、両手の指が互いに交差するのではなく、利き手の上の指が利き手ではない側の下の指にかかる形になります。この握り方は、手首を自然に保ちやすく、スイングの安定性を向上させます。また、手首の過伸展を防ぐため、初心者にとって安全な握り方だと言えます。
