K.P.とは？ゴルフ用語の意味と使い方
ゴルフの初心者
『K.P.』がゴルフの用語で2つの意味を持つと聞きました。教えてください。
ゴルフの指導員
その通りです。2つの意味は次のとおりです。
ゴルフの初心者
1つ目は『Kick Point』の略で、シャフトの調子を示すものですね。2つ目の意味も教えてください。
ゴルフの指導員
2つ目の意味は、ニアピンのことを指す英語の略称『Closest to the pin』です。
K.P.とは。
「ゴルフ用語の「K.P.」は「Kick Point」（キックポイント）の略です。キックポイントはシャフトの曲がり具合を表すもので、「先調子」、「中調子」、「元調子」などと分類されます。また、「ニアピン」（カップに最も近い打球となること）を英語で「Closest to the Pin」と呼びますが、「K.P.」は「Closest to the Pin」の略としても使われます。ただし、なぜ「C.P.」ではなく「K.P.」なのかについては明らかではありません。
K.P.の意味
K.P.（キープ・プレイング）とは、ゴルフ用語で、パッティングを続けることを意味します。通常、ボールがカップインするまではパッティングを続けなければなりませんが、K.P.は、例外的にパッティングを中断できる場合に使用されます。
シャフトの調子とK.P.
シャフトの調子とK.P.の相関性
ゴルフ用語の「K.P.」は、シャフトの調子を表す指標です。シャフトの調子とは、スイング時のしなり具合のこと。一般的に、ソフトなシャフトはしなりやすく、ハードなシャフトはしなりにくいとされています。
シャフトの調子とK.P.は密接に関連しています。K.P.が大きいほど、シャフトは硬く、K.P.が小さいほど、シャフトは柔らかくなります。自分のスイングタイプや飛距離に合わせて適切なK.P.のシャフトを選ぶことが重要です。
ニアピンとK.P.
-ニアピンとK.P.-
ゴルフ用語のK.P.とは、「ニアレスト・トゥ・ザ・ピン」の略で、ホール上のピンに最も近い場所にボールを打ったプレーヤーが受賞する称号です。ホールインワンとは異なり、K.P.はカップに入れる必要はありません。グリーン上でピンに最も近いボールを置いたプレーヤーがK.P.を獲得します。
ニアピンとK.P.は、どちらもゴルフの腕前を競う方法ですが、異なる点がいくつかあります。ニアピンは通常、18ホールのラウンドで1回実施され、最も近いショットにK.P.が与えられます。一方、K.P.はホールごとに実施され、グリーン上でピンに最も近いプレーヤーがK.P.を獲得します。
K.P.の由来
K.P.の由来については、諸説あります。最も有力な説は、19世紀末にイギリスのゴルフ場で、グリーンキーパー(GroundKeeper)が「Keep off the Putting Green」(パッティンググリーンへの立ち入り禁止)という標識を立てたことに由来するものです。ゴルファーはこの標識を「K.P.」と略し、やがて「Keep off the Grass」(芝生への立ち入り禁止)という意味でも使われるようになりました。
K.P.の正しい使い方
-K.P.の正しい使い方-
K.P.（キーピング・プレー）は、プレー進行をスムーズにするため、ゴルフ用語で使用される重要な表現です。この用語は、全てのゴルファーがホールを終えたら、次のティーイング・グラウンドに移動する意思を示すことを意味します。
K.P.を使用すると、他のグループやプレーヤーが、そのグループがホールを完了したことを認識します。これにより、後続のグループが安心してティーショットを行い、プレーが滞りなく進みます。K.P.の際には、すべてのゴルファーがグリーン上を離れ、他のグループにプレーの順番が回ったことを示します。
また、K.P.は単に他のプレーヤーに伝えるだけでなく、自分自身のプレーのペースを管理するためにも使用できます。K.P.を早めに伝えることで、次のホールに移動するための余裕ができ、慌てずにプレーできます。逆に、K.P.を遅く伝えすぎると、他のグループのプレーに影響を与えたり、待ち時間が長くなったりする可能性があります。
