ゴルフ用語『プル角度』を徹底解説!
ゴルフの初心者
先生、『プル角度』って何ですか?
ゴルフの指導員
ゴルフクラブを握る際の、グリップエンドとシャフトが作る角度のことだよ。グリップエンドがシャフトに対して下を向いている角度だね。
ゴルフの初心者
なるほど。では、プル角度が大きいとどうなりますか?
ゴルフの指導員
クラブヘッドが右側からの軌道で降りてきて、スライスボールが出やすくなるよ。逆にプル角度が小さいと、クラブヘッドが左側からの軌道で降りてきて、フックボールが出やすくなるんだ。
プル角度とは。
ゴルフ用語の「プル角度」とは、クラブヘッドのフェース面とシャフトが作る角度のことです。
プル角度とは?
プル角度とは、ゴルフスイングでダウンスイング時にクラブヘッドがボールに向かって引っ張られるような動きで、クラブヘッドの軌道がボールの目標方向に向かって引かれる角度のことです。この角度が適切だと、ダウンブローの打ち込みができて、ボールを正確かつ力強く飛ばすことができます。
プル角度の測定方法
-プル角度の測定方法-
プル角度を測定するには、ゴルフスイング分析ツールやビデオ録画を使用することができます。まずアドレスのセットアップを録画し、クラブヘッドがボールの真後ろにいるインパクトの位置でも録画します。次に、インパクト時のクラブヘッドの角度を測定します。アドレス時のクラブヘッドの角度からこの角度を引くと、プル角度が求まります。
ゴルフスイング分析ツールを使用する場合、アドレスとインパクトの両方の姿勢をマークすることで、ツールが自動的にプル角度を計算します。一方、ビデオ録画を使用する場合は、測定器を使用してクラブヘッドの角度を測定する必要があります。測定器には、角度を簡単に測定できるプロトラクターやデジタル角度計が含まれます。
プル角度の影響
プル角度がもたらす影響は、ゴルフスイングに重大な影響を与えます。プル角度が大きすぎると、スイングがアウトサイドインになり、スライスが発生しやすくなります。逆に、プル角度が小さすぎると、スイングがインサイドアウトになり、フックが発生しやすくなります。
適切なプル角度を維持することは、ストレートなボールを安定して打つために不可欠です。プル角度が適切であれば、フェースがインパクト時に目標に対してスクエアになるため、まっすぐな弾道で飛ばすことができます。さらに、プル角度をコントロールすることで、ドローやフェードなどの意図的なボールの曲げ方も可能になります。
最適なプル角度
最適なプル角度は、スイングによって異なります。ドライバーの場合、理想的なプル角度は通常15度未満です。これにより、ボールがより高く上がる軌道で打たれ、飛距離が伸ばせます。アイアンの場合、プル角度は5度程度とやや小さくなり、ボールが弾道低く真っすぐに飛び、コントロールが向上します。ウェッジの場合は、より鋭角なプル角度(3度程度)が適しており、ボールを短く高く上げるショットが可能になります。
プル角度の調整方法
プル角度の調整方法
プル角度を調整する方法はいくつかあります。1つ目は、グリップを変える方法です。グリップを強く握りすぎるとプル角度が小さくなり、逆に弱く握りすぎるとプル角度が大きくなります。2つ目は、スイング中の腕の位置を変える方法です。スイング中に腕を体の近くに保つとプル角度が小さくなり、逆に腕を体の外側に広げるとプル角度が大きくなります。3つ目は、パターのヘッド重量を変える方法です。ヘッド重量が重いパターはプル角度が小さくなり、逆にヘッド重量が軽いパターはプル角度が大きくなります。