ゴルフ用語『ストロンググリップ』の特徴とメリット

ゴルフ用語『ストロンググリップ』の特徴とメリット

ストロンググリップとは？

ストロンググリップとは、ゴルフクラブを握る際のグリップの構え方を指します。両手をクラブシャフトに交差させ、右手の親指がシャフトの左側に、左手の親指がシャフトの右側に配置されます。右利きゴルファーの場合、左手の掌がクラブの正面を向いており、右手の掌がターゲット方向を向きます。このグリップは、手首を後方に曲げることで強固なグリップを実現します。

ストロンググリップの特徴

ストロンググリップの特徴 左手の親指をクラブのシャフトに対して斜め45度に配置し、親指がグリップの中心よりも左にくるように握るグリップのことを指します。この握り方は、左手の人差し指と中指を強く握るため、クラブを握る力が安定し、スイング中にクラブフェースをスクエアに保ちやすいのが特徴です。また、ストロンググリップは、フェードボールやドローボールなど、球筋をコントロールしやすいというメリットがあります。

ストロンググリップのメリット

ストロンググリップのメリットは、プレーヤーにさまざまな利点をもたらします。まず、手首と前腕をしっかりと固定することで、より安定したスイングが可能になります。これにより、ショットの精度とコントロールが向上し、ボールをより確実に目標に向かって飛ばすことができます。

さらに、ストロンググリップはクラブフェイスをスクエアに保つのに役立ちます。これにより、スイング中にフェイスが開いたり閉じたりするのを防ぎ、ストレートで力強い球筋を実現できます。また、ストロンググリップはインパクト時のパワーと距離を向上させるのに役立つと言われています。手首と前腕を固定することで、スイング中にクラブヘッドをより早くリリースすることができ、その結果、ボールに大きな力を伝えることができます。

ウィークグリップとの比較

ウィークグリップとの比較

ストロンググリップとよく比較されるのがウィークグリップです。ウィークグリップでは左手の人差し指と中指がグリップの端ではなく、中央よりやや左側に置かれます。この握り方は、スライスを打ちやすく、弾道が低くなる傾向があります。一方、ストロンググリップでは、手のひらにクラブが深く入り、弾道が高く、ドローボールを打ちやすくなります。また、ストロンググリップはクラブを強く握りやすいので、インパクト時のコントロールが向上します。

ストロンググリップが主流に

近年、ストロンググリップが主流の握り方になりつつあります。従来のインターロッキンググリップやオーバーラッピンググリップと比較して、ストロンググリップはクラブをより強く握ることができます。このため、ヘッドスピードがアップし、飛距離が伸びるというメリットがあります。また、グリップが安定し、スイング軌道が安定するため、方向性も向上します。