ゴルフ用語『フランジ』とは？その役割と効果を解説
ゴルフの初心者
ゴルフ用語の『フランジ』について教えてください。
ゴルフの指導員
『フランジ』は、サンドウェッジなどのクラブヘッドのソール部分に出っ張っている部分のことですよ。
ゴルフの初心者
なるほど、ソール部分のへこみ防止のためにあるということですね。
ゴルフの指導員
その通りです。ショット時の安定性を高める役割もあります。
フランジとは。
ゴルフ用語の「フランジ」とは、サンドウェッジなどのクラブヘッドの底面にある、前に張り出した部分のことです。
フランジとは？
「フランジ」とは、ゴルフクラブのヘッドの底に設けられた、ほとんどの場合、円盤状の突起のことです。この突起は、クラブが地面に当たったときに、ターフを簡単に持ち上げ、抵抗を軽減するように設計されています。これにより、プレーヤーはより正確かつ強力なショットを打つことができます。
フランジの役割
フランジの役割
ゴルフクラブのヘッドに配置されるフランジは、インパクトの際のクラブヘッドの安定性を向上させるために重要な役割を果たしています。フランジは、クラブヘッドの先端に沿って伸びる平らな突起部で、地面との接触面積を増やします。これにより、インパクト時にヘッドがねじれたり捻じれたりするのを防ぎ、まっすぐで安定したショットを打つことができます。さらに、フランジはボールがクラブフェースに長く留まり、より多くのエネルギーを伝達できるようにすることで、飛距離の向上にも貢献しています。
バンカーショットにおけるフランジの効果
バンカーショットでは、フランジが重要な役割を果たします。バンカーの柔らかく緩い砂の中で、フランジはクラブのソールに支えを提供し、地面へのめり込むのを防ぎます。これにより、プレーヤーはボールをクリーンにヒットし、より一貫したショットを打つことができます。また、フランジは、バンカーからボールを脱出させるのに役立つ 「バウンス」 を生み出します。バウンスとは、クラブのソールが砂に接触するときの跳ね返りのことです。この跳ね返りにより、クラブヘッドがボールの下を滑って、ボールを空中高く飛ばすことができます。
ラフから抜け出す際のフランジの活用
ラフから抜け出す際のフランジの活用
ゴルフでは、ラフ（グリーンの刈り込まれていない部分）からグリーンにボールを正確に打つことが難しい場合があります。そこで、フランジの出番です。フランジとは、フェアウェイウッドやアイアンのソール部分にある、溝のような構造のことです。このフランジが、ラフの芝を押し分けてボールを拾い上げるのを助けてくれます。
ラフを打つ際には、ボールをスタンスの中央に置き、フェースを少し開いて打ちます。そうすることで、フェースが芝をすくい、ボールの下を滑り抜けやすくなります。また、フランジを上手く使うことも忘れないでください。ソールを少し浮かせて、芝を押し分けてボールを拾い上げるように打つのがコツです。このテクニックをマスターすれば、ラフからでもグリーンにボールを正確に打つことができるようになります。
フランジ付きサンドウェッジの選び方
フランジ付きサンドウェッジを選ぶ際に考慮すべき重要な要素は、バンスの角度です。バンスとは、サンドウェッジのソールが地面と接するときにできる角度のことです。バンスが大きいと、サンドウェッジは砂に深く入り、より簡単にボールを打ち出すことができます。一方、バンスが小さいと、サンドウェッジは砂にあまり深く入らず、グリーン周りのショートショットに適しています。
もう一つの重要な要素は、ソール形状です。ソールが幅広で丸いサンドウェッジは、砂に深く入り、柔らかく柔らかい砂でより効果を発揮します。ソールが狭くて平たいサンドウェッジは、より固く締まった砂でより効果を発揮します。
最後に、グラインドも考慮する必要があります。グラインドとは、ソールを研磨して特定の形状にしたものです。グラインドは、サンドウェッジのパフォーマンスに影響を与え、特定のコースコンディションやショットタイプに適したものにすることができます。
