ぺリア方式を理解しよう!ゴルフ用語の基礎
ゴルフの初心者
先生、『ぺリア方式』ってどういう意味ですか?
ゴルフの指導員
ぺリア方式とは、公式ハンデを持たない人が参加するコンペで、ハンデを決める方法の一つだよ。
ゴルフの初心者
なるほど。では、ハンデの決め方を教えてください。
ゴルフの指導員
OUTとINのパー3、パー4、パー5から各1つずつホールを選び、公表しないで各競技者のそのホールのスコアを足して3倍した数字からパーを引いた数字に80%をかけたものをハンディキャップにするんだ。
ぺリア方式とは。
「ペリア方式」は、ハンデを持たない人が出場するゴルフコンペでハンデを決定する方法です。
方法として、アウトとインのパー3、パー4、パー5からそれぞれ1つずつホールを任意に選び、それを他の人に知らせずにプレーします。各ホールのスコアを合計し、それを3倍した数字からパー(通常72)を引いて得られた数値に0.8を掛けたのがハンデとなります。
日本では、ホールの長さに関わらずパーの合計が24になるホールを6つ任意に選ぶ方法が一般的です。さらに、日本では「隠しホール」の数を倍の12ホールにした「新ペリア方式」という独自のシステムがあります。
なお、この方式の正式な英語表記は「ペオリア・システム」(Peoria System)です。
ぺリア方式とは?
ぺリア方式とは、ゴルフのハンディキャップ制度のひとつです。ハンディキャップとは、ゴルファーの実力を表す数値で、ぺリア方式では、このハンディキャップをもとにスコアを調整するという仕組みです。具体的には、各ホールのパーからハンディキャップを引いた数がネットパーとなり、実際のスコアからネットパーを引いてストローク数を算出します。これにより、ハンディキャップが低いプレイヤーと高いプレイヤーが同じ条件で競えるようになります。ぺリア方式は、初心者やスコアにばらつきのあるプレイヤーが参加するコンペなどで広く採用されています。
ぺリア方式の計算方法
ぺリア方式は、さまざまなハンディキャップを持つゴルファーが公平に競い合えるゴルフのスコアリングシステムです。計算方法は、以下のように行います。
まず、各プレーヤーのグロススコア(実際のスコア)から、コースハンディキャップのパーセンテージを差し引きます。この値をネットスコアと呼びます。次に、各ネットスコアから、大会ハンディキャップの分数を差し引きます。この値を調整ネットスコアと呼びます。最後に、調整ネットスコアに1を足してスコアを求めます。最も低いスコアが優勝となり、同スコアの場合はハンディキャップの低いプレーヤーが優勝します。
日本独自の「新ぺリア方式」
ゴルフにおけるペリア方式に倣って日本独自の「新ペリア方式」が考案されました。従来のペリア方式との大きな違いは、スコアを用いず、ストロークを用いて計算されることです。この方式は、パーの数に一定の数を足したスコアを基準スコアとして計算します。例えば、パーが72の場合、基準スコアを78に設定することで、ハンディキャップが低いゴルファーにもハンディキャップが高いゴルファーにも公平に競争できるようになります。
ぺリア方式のメリット・デメリット
ぺリア方式のメリット
ぺリア方式は、実力差のあるゴルファーが一緒にプレーする際によく用いられ、ハンディキャップに基づいて調整が行われます。これにより、すべてのプレーヤーが公平な条件で競い合うことができ、ハンディキャップの高いプレーヤーにも優勝の可能性が与えられます。また、ぺリア方式ではストロークプレーと異なり、各ホールで最大ダブルボギーのスコアが適用されるため、プレッシャーが軽減され、より楽しくプレーできるという利点があります。
ぺリア方式のデメリット
一方、ぺリア方式にはいくつかのデメリットもあります。まず、ストロークプレーとは異なり、実力差が大きい場合は、ハンディキャップの低いプレーヤーが圧倒的に有利になる可能性があります。また、この方式ではミスショットをリカバリーするチャンスが少なくなり、プレーヤーのモチベーションが低下する可能性もあります。さらに、ハンディキャップの計算や調整が複雑で、理解や管理が難しい場合もあります。
公式ハンデがない場合のハンデ決定方法
公式ハンデをお持ちでない場合は、ぺリア方式という方法でハンデを決定することができます。この方式では、基準となるストローク数(コースハンデキャップ)を、各ホールのパーと曲線に基づいて決められた数値(ストロークインデックス)の合計から算出します。
コースハンデキャップは性別や年齢によって異なり、公式のハンデと同様に各ホールのパーとストロークインデックスの合計から計算できます。各ホールのパーはコースによって決められており、一般的に各ホールの難易度を表しています。ストロークインデックスは、個々のホールの難易度を表し、高い数値ほど難しいホールとなります。