ゴルフ用語『アップ』とは？その意味と使い方を解説

ゴルフ用語『アップ』とは？その意味と使い方を解説

アップの意味とは？

ゴルフ用語でよく耳にする「アップ」という言葉。その意味は、グリーンよりも高い位置にあること、つまり「高台」を指します。コースによっては、グリーンが丘陵地帯や高台に位置していることがあり、そのような場合に「アップ」という言葉が使われます。

アップとなる条件

-アップとなる条件-

アップとなるためには、特定の条件を満たしている必要があります。まず、プレイヤーがホールから少なくとも 2 打差以上離れている必要があります。つまり、パー 4 のホールでは 3 打目以降、パー 5 のホールでは 4 打目以降が対象となります。また、ボールがグリーン上にある場合はアップできません。さらに、プレイヤーがボールをカップに入れた場合や、ストロークアンドディスタンスのペナルティを受けた場合にもアップとなります。これらは、プレイヤーがホールから遠すぎるか、ホールを完了できなかったことを示しているためです。したがって、ボールがホールから 2 打差以上離れていて、グリーン上になければ、アップとなる可能性があります。

ダウンとは？

ダウンとは、ゴルフ用語で「ダウンヒル」または「下り坂」を意味します。これは、ティーショットでボールを打つ際、ボールが打ち出された後に下り坂に向かって転がっていく状況を指します。ダウンヒルでは、ボールの転がりに対する重力が加わるため、通常よりも距離が伸びる傾向があります。また、ダウンヒルではボールを高く上げすぎると、距離が不足してしまう可能性がありますので、ショットの際には注意が必要です。

アップの戦略

ゴルフの戦略における「アップ」では、プレーヤーはグリーン上でのアプローチショットでボールを高く上げて、ピンに寄せることを目指します。このショットは、グリーン手前のラフやバンカーなどの障害物を避け、ピンに直接狙うことができます。また、「アップ」することで、グリーン上での転がりを計算に入れなくてもよくなり、正確な距離感を出すことができます。

この戦略は、グリーンの周りに障害物が多く、かつグリーンが硬い場合に特に効果的です。ボールを高く上げると、障害物を越え、グリーン上でよりソフトな着地ができます。さらに、急勾配のグリーンでも、「アップ」することで、ボールがグリーン上で転がらずにピンの近くにとどまる可能性が高まります。

アップとダウンの活用方法

-アップとダウンの活用方法-

ゴルフで「アップ」と「ダウン」を理解することは、コース攻略において不可欠です。アップは、グリーンから遠く離れて高い位置にあるショットを指します。ダウンは、グリーンから近く、低い位置にあるショットです。

アップショットは、ラフやバンカーからグリーンに乗せるために使用されます。このショットは、ロフトのあるクラブ（例サンドウェッジ、ロブウェッジ）を使用して、ボールを高く打ち上げ、スピンをかけることでグリーン上に落とすことを目的とします。

ダウンショットは、グリーンに近い位置からグリーンに寄せるために使用されます。このショットは、パターまたはアプローチウェッジを使用して行われ、ボールを低く打ち出して転がすことを目的とします。

アップショットとダウンショットの使い分けは、状況や距離によって異なります。アップショットはグリーンから遠く離れている場合や障害物がある場合に使用し、ダウンショットはグリーンに近い場合に使用します。これらのショットを効果的に使いこなすことで、スコアを向上させることができます。