ルースインペディメントのルール徹底解説
ゴルフの初心者
ルースインペディメントって、コース上にある邪魔なもののことで取り除くことができるんですよね?
ゴルフの指導員
そうです。ただし、グリーン上のボールを除きます。
ゴルフの初心者
なるほど。ルースインペディメントを動かしたらボールが動いた場合はどうなりますか?
ゴルフの指導員
1打罰が加算され、ボールを元の位置に戻してプレーを再開しなければなりません。怠った場合は、2打罰が科されます。
ルースインペディメントとは。
ゴルフ用語の「ルースインペディメント」とは、コース上にあり、地面に埋まっておらず、プレーの邪魔になる小石、落ち葉、小枝、虫、糞などのことです。
このルースインペディメントは、取り除くことができます。以前は、ハザード内のルースインペディメントに触れることさえできませんでしたが、現行ルールでは、バンカー内やペナルティエリア内であっても取り除くことができます。
ただし、グリーン上のボールを除き、ルースインペディメントを動かした結果、ボールが動いたら1打罰が加算され、ボールを元の位置に戻してプレーしなければなりません。この措置を怠った場合、誤所からのプレーとなり、2打罰が科されます。
ルースインペディメントとは
ルースインペディメントとは、ゴルフの競技規則において、プレーヤーのストロークを”妨げるが、プレーヤーが取り除くことが許されないもの”として定義されています。 動かせる障害物とは異なり、プレーヤーはルースインペディメントを移動させることはできません。そのため、プレーヤーがストロークを行う前に、インペディメントの位置や影響を考慮する必要があります。
取り除けるルースインペディメント
取り除けるルースインペディメント
ゴルフのルールでは、取り除くことができるルースインペディメントがいくつか指定されており、プレーヤーはこれらを取り除いて有利な位置からプレーすることができます。その一部を以下に示します。
* 自然の物体（例葉、小枝、果実、石）
* 人工物（例ゴルフティー、ボールマーカー、タオル）
* 水たまり
* 動物の排泄物
* ホールとグリーンの間にある緩い土
これらのルースインペディメントはプレーヤーがショットを打つ前に取り除くことができますが、クラブで動かしたり、形を変えたりすることはできません。また、グリーン上ではボールのライン上にあるルースインペディメントのみを取り除くことができます。
取り除けないルースインペディメント
取り除けないルースインペディメント
ルースインペディメントの中でも、取り除いたり移動したりすることができないものがあります。これらは、固定不変障害物と呼ばれます。たとえば、フェアウェイ上の木、杭、建物などです。
固定不変障害物がプレーの妨げとなる場合、プレーヤーは障害物の向こう側でプレーする必要があります。プレーヤーは障害物の影響を受けずにプレーできる場所があれば、その地点からプレーできます。ただし、障害物の後方からプレーすることは許可されていません。
ルースインペディメントの移動によるペナルティ
ルースインペディメントの移動によるペナルティ
ルースインペディメントを移動することで生じるペナルティは、移動するインペディメントの種類によって異なります。天然の障害物（動かせない障害物）を移動した場合、ペナルティはありません。一方、動かせない人工障害物（ペグやボールマーカーなど）を移動した場合、1打罰が課されます。
また、プレイヤーが意図せずにルースインペディメントを移動した場合でも、ペナルティが発生する場合があります。例えば、プレイヤーがクラブの動作中にルースインペディメントに偶然触れて移動してしまった場合、1打罰が課されます。ただし、このペナルティはプレイヤーが移動を意図していない場合に限ります。
誤所からのプレーによるペナルティ
誤所からのプレーによるペナルティ
ルースインペディメント以外の誤所からのプレーがペナルティとなる場合、そのペナルティは2打となる。具体的には、以下のような状況が該当する。
* バンカー内にあり、ボールがサンドに埋まっていない場合
* ウォーターハザード内のペナルティエリアにあり、ボールが地面と接触していない場合
* グリーン上のペナルティエリアにあり、ボールが地面と接触していない場合
* コースに設置された人工物にボールが触れた場合