ゴルフ用語「ラテラルウォーターハザード」徹底解説
ゴルフの初心者
先生、ラテラル ウォーター ハザードってなんですか？
ゴルフの指導員
赤杭で示されるウォーターハザードだよ。ボールがそのポイントからホールに近づかずに2クラブレングス以内にドロップできるんだ。
ゴルフの初心者
通常のウォーターハザードとの違いはありますか？
ゴルフの指導員
通常のウォーターハザードでは、打ち直し、ハザードラインを横切って入った点とピンを結んだ後方線上でのドロップという選択肢しかないんだ。それに対して、ラテラル ウォーター ハザードではさらにハザードラインを横切って入った点からホールに近づかずに2クラブレングス以内にドロップできる選択肢が追加されるよ。
ラテラル ウォーター ハザードとは。
ゴルフ用語の「ラテラルウォーターハザード」とは、赤ペナルティエリアで、ボールがハザードに入った地点からホールに近づかず、2クラブ以内にある地点にドロップできる範囲のことです。フェアウェイ横のウォーターハザードは通常、赤ペナルティエリアに指定されています。
黄色ペナルティエリアの通常のウォーターハザードでは、救済方法は以下の2つだけでした。
・打ち直し（ストローク・アンド・ディスタンス）
・ハザードラインを越えて入った地点とピンを結ぶ後方線上へのドロップ
しかし、ラテラルウォーターハザードでは、これらの救済方法に加えて、以下の方法も認められています。
・ハザードラインを越えて入った地点からホールに近づかず、2クラブ以内にある地点にドロップする
なお、新ルールでは「レッドペナルティエリア」と呼ばれ、クラブをソールして構えることと、ルースインペディメントを取り除くことが認められています。詳しくは[リンク]を参照してください。
ラテラルウォーターハザードとは?
ラテラルウォーターハザードとは? ゴルフ用語において、「ラテラルウォーターハザード」とは、コースの側面に沿って走る、池や川などの水域を指します。重要な特徴として、水域の両端がティーインググランドまたはグリーンにつながっていません。そのため、ボールがラテラルウォーターハザードを越えてこの2つのポイントに到達することができないようになっています。
通常のウォーターハザードとの違い
通常のウォーターハザードとの違いとして、ラテラルウォーターハザードはコースを横断もしくは平行に走る水域を指します。通常のウォーターハザードは、プレーヤーのボールが落下したり着弾したりする可能性のある明確な区域が設定されていますが、ラテラルウォーターハザードはそうではありません。つまり、プレーヤーのボールがラテラルウォーターハザードに近づいたとしても、ボールが実際にハザード内に入らなければペナルティはありません。ただし、プレーヤーがショットを打つときにボールの一部がハザードの境界を横断した場合には、1打罰が適用されます。
ラテラルウォーターハザードの救済方法
ラテラルウォーターハザードの救済方法
ラテラルウォーターハザードでボールが失われたり、プレー不可能な状態になった場合、ゴルファーはいくつかの救済方法を利用できます。
* -ドロップエリアからプレー- ラテラルウォーターハザードの反対側にある、ハザードのところから2クラブレングス以内、ホールに向かって1クラブレングスのドロップエリアが設けられます。このエリアにボールをドロップし、1打罰でプレーします。
* -ハザードの反対側からプレー- ハザードのところから同距離で、ホールに向かって1クラブレングスの反対側にボールをドロップし、2打罰でプレーします。
* -ホールに近づいてプレー- ラテラルウォーターハザードのところから、ホールに近づいて2クラブレングス以内のポイントにボールをドロップし、1打罰でプレーします。ただし、ドロップエリアやハザードの反対側の選択肢が利用できない場合のみ可能です。
新ルールの「レッドペナルティアエリア」
新ルールの「レッドペナルティアエリア」
2019年に改訂されたゴルフ規則では、「ラテラルウォーターハザード」の扱いが変更されました。従来は黄色い杭で示されていた「ラテラルウォーターハザード」が、赤い杭で囲まれた「レッドペナルティアエリア」と呼ばれるようになりました。
「レッドペナルティアエリア」には、いくつかの重要な特徴があります。まず、ボールがエリア内の境界線上にあった場合、エリア内と見なされます。一方、境界線からボールの全部または一部が外に出ていれば、エリア外と見なされます。また、「レッドペナルティアエリア」では、プレイヤーはペナルティ1打を支払ってボールをエリアから脱出できます。
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