ゴルフ用語『スライス』とは？特徴と打ち方
ゴルフの初心者
スライスとはどういうボールのことですか？
ゴルフの指導員
右利きの人では左から右に大きく曲がっていくボールのことです。
ゴルフの初心者
どのようなスイングで打つとスライスが出ますか？
ゴルフの指導員
ボールをカットするように、アウトサイドインのスイング軌道で打ちます。
スライスとは。
ゴルフ用語の「スライス」とは、右利きの場合、左から右へ大きくカーブするボールのことです。アウトサイドインのスイングでボールをカットするように打つと発生します。バナナのような軌道を描くことから「バナナボール」とも呼ばれます。初心者によく見られるボールで、頭を悩ませるケースが多いです。意図的にスライスを打ちたいときは、フェースを開き、クラブを握り、グリップを強め、アウトサイドインにスイングします。
スライスの原因：アウトサイドインのスイング軌道
スライスの原因アウトサイドインのスイング軌道
スライスが発生する主な原因の一つは、アウトサイドインのスイング軌道です。これは、クラブヘッドがボールの後ろから外側に通って当たってしまうスイングのことで、クラブがボールに正しく当たらず、ボールは右方向に曲がります。アウトサイドインのスイング軌道は、インパクトの瞬間にフェースがわずかに開いた状態になるため、ボールに左回転がかかり、右方向に飛び出します。また、このスイング軌道では、ボールを上から叩いてしまうため、バックスピンがかかり過ぎ、ボールが大きく曲がってしまいます。そのため、アウトサイドインのスイング軌道を修正することが、スライスを克服する上で重要となります。
スライスの特徴：ボールの軌跡と形状
-スライスの特徴ボールの軌跡と形状-
スライスとは、ゴルフボールがアドレス時に狙った方向とは右方向へカーブして飛ぶ現象です。このボールの軌道は、左利きの場合、左方向へカーブします。スライスの特徴的な形状は、ボールに右回転（左利きの場合、左回転）がかかっていることです。この回転により、空気抵抗がボールの右サイドに発生し、ボールが押し出されて右方向へカーブするのです。
初心者によく見られるスライス
初心者によく見られるスライスは、ゴルフスイングの際にクラブヘッドがボールをアウトサイドからインサイドに向けてヒットしてしまうことで発生します。その結果、ボールは右（右利きゴルファーの場合）にカーブして飛んでいきます。このスライスは、グリップの握り方やスイングの軌道が正しくないと発生する傾向があります。初心者の場合、グリップが緩かったり、スイングがアウトサイドインになってしまいがちです。
意図的にスライスを打つ場合のグリップとスイング
意図的にスライスを打つ場合のグリップとスイング
スライスを意図して打つ際には、グリップとスイングを調整することが不可欠です。まず、グリップは左手でクラブを握り、右手の小指が左手の親指とかかるようにインターロッキンググリップにします。次に、スイングではアウトサイドインにクラブを上げて、ダウンではフェースをわずかに開いた状態でインパクトを迎えます。このスイングにより、ボールに横回転がかかり、右方向へ曲がるスライスボールが放たれます。
スライスの克服方法
-スライスの克服方法-
スライスを克服するには、インパクト時にフェースが開くことを防ぐ必要があります。 グリップを少し強く握り、スイング中に手首を安定させましょう。また、ボールをやや左に置いてアドレスし、スイング中はターゲットに向かってボールを押し出しましょう。これにより、フェースがインパクト時にスクエアに戻りやすくなります。さらに、インサイドアウトのスイングパスを意識し、クラブの軌道がボールの右側から入るようにしましょう。そうすることで、ボールに左回りのスピンがかかり、スライスを軽減できます。
