ゴルフ用語『回内・回外』を理解しよう
ゴルフの初心者
回内と回外の動きについて教えてください。
ゴルフの指導員
回内とは、左手甲がねじられて上を向く動きで、バックスイングで行われます。
ゴルフの初心者
回外はどのような動きですか?
ゴルフの指導員
回外とは、回内の逆の動きで、フォロースルーで行われます。左手甲が下を向きます。
回内とは。
ゴルフ用語の「回内」は、ベン・ホーガン氏が著書の中で、右利きの人がドアノブを回すような動作を「プロネーション」、「スーピネーション」という英語で説明し、日本語では「回内」、「回外」と訳したもの。バックスイング時に左手甲が上を向く動作が「回内」、逆にフォロースルー時に左手甲が下を向く動作が「回外」と呼ばれます。
回内と回外の定義
ゴルフにおける「回内」「回外」とは、スイング時に手首と前腕の動きを示す用語です。回内とは手首が親指側から小指側に折れ、前腕が内側にねじれる動きを指します。一方、回外とは手首が小指側から親指側に折れ、前腕が外側にねじれる動きを指します。
バックスイングにおける回内
-バックスイングにおける回内-
バックスイングでは、クラブを握っているとき、手のひらの向きが時計回り（内側）に回転することを「回内」といいます。この動きにより、シャフトが体の内側に向かって傾き、フェースが開きます。回内は、バックスイングの初期段階から始まりますが、クラブが肩の高さに達するときに最も顕著になります。ただし、過度に回内させすぎると、プレーヤーはスライスやプッシュアウトなどのミスショットにつながる可能性があります。
フォロースルーにおける回外
フォロースルーにおける回外は、スイングの重要な要素です。フォロースルーとは、スイングのインパクト後のクラブが動くフェーズのことです。回外とは、クラブヘッドが回転する方向を指します。
フォロースルーにおいて、クラブヘッドは一般的に目標方向に向かって回外します。これにより、ボールに弧を描く軌道を与え、より遠くへ飛ぶようになります。回外が不十分だと、ボールは距離が出ず、左に曲がる傾向があります。一方、回外が過剰だと、ボールは右に曲がり、スライスになります。
適切な回外を身に付けるには、グリップの握り方とスイングの軌道が重要です。グリップは軽く握り、クラブヘッドを目標に向かって動かすように意識しましょう。また、スイング軌道は緩やかに外から内へ弧を描くようにすることで、自然な回外を促進することができます。
ベン・ホーガンの著書での解説
ベン・ホーガンの著書では、「回内・回外」について以下のように解説されています。スイング中にグリップを内側に回転させることを「回内」、外側に回転させることを「回外」と表現し、これらの動きがボールの曲がり具合に大きく影響すると説明されています。
具体的には、フェースが開く方向に回内するとドローボールになり、フェースが閉じる方向に回外するとフェードボールになるとされています。また、スイング中のそれぞれの局面で適切な回内・回外の動きを行うことが、正確かつ安定したスイングを身につけるために不可欠であるとされています。
ゴルフスイングにおける回内・回外の重要性
「ゴルフスイングにおける回内・回外の重要性」
回内・回外とは、ゴルフスイング中に手首が取る動きです。回内とは、手首を内側に回す動作で、回外とは外側に回す動作です。この動きは、インパクトの瞬間に適切なフェース角を作り出すために不可欠です。適切な回内・回外ができないと、フェースがスクエアに当たらないため、ボールはまっすぐ飛ばず、方向性や飛距離に悪影響を及ぼします。また、回内・回外はスイング中の体の回転と連動しており、スムーズなスイングを可能にします。そのため、回内・回外を習得することは、正確で安定したゴルフスイングを身につける上で非常に重要なのです。
