ゴルフ用語「スイングウェート」徹底解説
スイングウェートとは、ゴルフクラブのヘッドの慣性モーメントとシャフトの重量との比率で表される指標です。慣性モーメントとは、物体が回転運動に対してどれだけ抵抗するかを表す量で、ヘッドの重量とヘッドの長さの二乗に比例します。一方、シャフトの重量はそのままシャフトの重量です。つまり、スイングウェートは、ヘッドの慣性モーメントがシャフトの重量に対してどの程度大きいかを表す数値です。スイングウェートが大きいクラブは、シャフトの重量に対するヘッドの慣性モーメントが大きく、スイング中にヘッドが安定しやすい特徴があります。逆に、スイングウェートが小さいクラブは、ヘッドの慣性モーメントがシャフトの重量に対して小さく、スイング中にヘッドが動きやすくなります。