ゴルフの順目と逆目
ゴルフの初心者
先生、『順目』ってどういう意味ですか？
ゴルフの指導員
『順目』とは、芝目が打つ方向に向いている状態のことだよ。転がりが良くなるので、速いラインになるんだ。
ゴルフの初心者
逆に『逆目』は、芝目が自分の方に向いている状態ということですね。
ゴルフの指導員
そのとおり。逆目は転がりが悪くなるので、遅いラインになるよ。
順目とは。
ゴルフ用語の「順目」とは、ボールを打つ方向に芝が寝ている状態のことです。この場合、転がり抵抗が少なく、ボールはよく転がって速く走るラインになります。一方、「逆目」は、芝がボールに向かって寝ている状態です。こちらは転がり抵抗が大きくなり、ボールはゆっくりと走るラインになります。順目と逆目は、芝の色をよく観察すると見分けることができます。
順目の定義
ゴルフにおいて、「順目」とは、クラブのヘッドがボールを捉えたときに、クラブフェースのスクエア面がボールの軌道方向を向いている状態のことを指します。このとき、クラブフェースはボールの真芯を捉えているため、理想的なショットを打つことができます。順目は、ボールを真っ直ぐに飛ばし、距離も出すことができるため、ゴルファーにとって有利な状況となります。
逆目の定義
「逆目」とは、ゴルフボールがライ（芝の上のボールの置かれた場所）に接している芝目の向きを表す用語です。一般的に、ボールの飛ぶ方向に対して芝目が逆向きになっている状態を指します。芝目が短いほど順目、長いほど逆目となり、ボールの転がりに大きな影響を与えます。
逆目の芝では、ボールが芝目に逆らって転がるため、距離が伸びず、スピンがかかりやすくなります。また、カップに向かって転がる場合、転がりが弱くなり、目標地点に届かない可能性があります。逆に、芝目が順目の場合は、ボールが芝目に沿って滑るように転がり、距離が伸び、スピンが抑えられます。
順目・逆目の見分け方
-順目・逆目の見分け方-
ゴルフにおいて、プレーヤーの進行方向に芝がなびいているときを「順目」といい、芝が逆向きに生えているときを「逆目」といいます。順目と逆目は、ショットに大きな影響を与えるため、見分けることが重要です。
順目では芝が風でなびいているため、ボールが芝に乗りやすく、地面までの抵抗が少なくなり飛距離が伸びます。逆に逆目では芝がボール進行方向を妨げるため、距離が出にくくなります。また、逆目ではボールが予測不能な方向に転がる可能性があります。
順目と逆目は、芝の伏せ具合や風向きで判別できます。芝が寝ているように見える方向が順目、立っているように見える方向が逆目です。また、芝が風になびいている方向が順目で、逆の方向が逆目です。
順目・逆目の影響
-順目・逆目の影響-
順目とは、ボールの飛行経路に対して風の向きが同じ方向である状態を指します。この場合、風はボールを押し流す効果があり、ボールは通常よりも遠くへ飛びます。一方、逆目とは、ボールの飛行経路に対して風の向きが反対方向である状態を指します。この場合、風はボールを押し戻す効果があり、ボールは通常よりも短く飛びます。
また、順目と逆目ではボールの曲がり方にも影響が出ます。順目では、風によってボールが押し流されるため、ボールは通常よりも曲がりにくくなります。一方、逆目では、風によってボールが押し戻されるため、ボールは通常よりも曲がりやすくなります。
これらの影響は、ゴルフコースの戦略やクラブ選択に大きく影響します。プレーヤーは、風向きを考慮した上で、順目と逆目を効果的に利用してスコアを向上させる必要があります。
順目・逆目を考慮したグリーン判断
–順目・逆目を考慮したグリーン判断–
ゴルフのグリーンにおいて、ボールのラインに対して順目と逆目を考慮することは、パッティングの精度に大きく影響します。順目は、ボールのラインとグリーンの芝目が同じ方向を向いている状態で、ボールは芝目に乗って思ったより早く転がる傾向があります。一方、逆目は、ボールのラインと芝目が反対方向を向いている状態で、ボールは芝目に抵抗されて思ったより遅く転がります。
そのため、順目の場合は、ラインに対して少し弱めに打つことで、思った通りの距離に転がせるように調整します。逆に、逆目の場合は、芝目の抵抗を打ち破るために、ラインに対して少し強めに打つ必要があります。これらの調整をすることで、順目・逆目を考慮した正確なグリーン判断が可能となり、パッティングの成功率が向上します。
